システムエンジニアが足りない

近年、システムエンジニアをはじめとするIT技術者は人材不足の傾向にあります。
急激なスマートフォンの普及によるスマートフォン用アプリの市場拡大や、
既存システムをクラウド化するニーズの流行がその背景として存在します。

そして2015年以降、システムエンジニアは深刻な人口不足に見舞われると言われています。
2015年には、マイナンバー制度の導入、メガバンクのシステム統合や消費税率の向上による
会計システムの修正等、大型のシステム案件が立て続けに控えているためです。
これはIT業界の抱える深刻な課題として、「2015年問題」と呼ばれています。

IT業界はいわば特需の状態となっており、その深刻な需要からシステムエンジニア
をはじめとしたIT技術者の価値は非常に高まっていると言えます。
今後IT技術者1人あたりの単価は、1割程度も上昇する予測がされているのです。

2016年以降は?

ただ、心配なのはその先の話です。
システムエンジニアが重宝されるのは、一時的な短い期間だけなのでしょうか?

もちろん先の事は誰にもわかりませんが、2015年が過ぎれば
システムエンジニアの価値がすぐに減少するとは限りません。
2020年には東京オリンピックの開催が決定していますし、団塊世代の高齢化による
労働人口自体の減少もあり、IT需要が高まる要素はまだまだ控えています。
この傾向は、今後5年間以降も続くという見解もあるのです。

IT技術者が職種としての価値を高めている今、システムエンジニアとしてのスキルを
身につけることは、正社員として活躍できるチャンスに繋がると思いませんか?
そして、システムエンジニアとして経験を積んでいけば、その力を注ぐフィールドが
自分で選べるようになっているはずです。

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